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中国のエコラベル

出所: 中日传播网 作者:中日传播网 更新時間: 2008-9-28 0:00:00

中国のエコラベル 

主に環保省や発展改革委系の団体が実施

中国では日米欧にならってエコラベル制度を設けている。単なる商品差別化だけでなく、政府調達リストに盛り込んでもらえるメリットもある。ドイツや韓国などと相互認証制度も始まった。環境保護省系の環境ラベル、発展改革委系のエネルギー効率ラベル、省エネラベルなどがある。

 

 中国で環境配慮型の一般製品を普及させるための手段の一つとして、環境ラベル(エコラベル)がある。それは単に市場に対して環境に配慮していることをアピールしているだけでなく、政府調達リストに盛り込んでもらう効果もある。政府調達リストは回を改めて解説するとして、今回は中国のエコラベルについて説明する。

 中国にはすでに何種類ものエコラベルがあり、またドイツや韓国などとエコラベル相互認証の契約を取り交わしている。国内には主に環境保護省の関連部門が実施している中国環境ラベルと、国家発展改革委員会の関連部門が実施しているエネルギー効率ラベル、省エネ?節水ラベルなどがある。

 

①十環型中国環境ラベル

 十環表示は中国環境表示の略称で、Ⅰ型環境表示ともいう。製品の証明的なもので、企業が自主的に申請を決める。認証を得た後は、製品の質が基準を満たすだけでなく、生産、使用、廃棄の過程での環境基準も満たすことを表示する。この名称は、10の輪を形どったデザインのため付けられた。

 この中国環境表示は1993 年に始まったもので、現在は国家環境保護総局環境認証センター、別称中環連合認証センターが担当している。現在58品目、700企業の8000種の製品に表示が付けられており、年間販売額は600億元近くになる。4類に大別できる。①ODS(オゾン層破壊物質) 代替物質使用製品:無フロン型冷蔵庫等。②地域環境問題解決型:無鉛ガソリン、無水銀電池、無リン洗剤等。③室内環境改善、健康保全型:水性塗料、エコ繊維、アスベスト代替品等。④省エネ、リサイクル型:省エネ型蛍光灯、省エネ型クーラー等。

 

Ⅱ型中国環境ラベル

 企業が主体となって出す声明を基準とする第三者評価体系である。企業は、製品の環境影響状況等の内容を含めた環境声明を出し、第三者認証機関がISO14021(環境管理、環境表示?声明、自己環境声明)の基準に基づいて、企業の自己環境声明に対して審査をし、その声明がISO14021 基準に合格しているかを確認する。その後、第三者認証機関は合格企業に証書を出し、表示契約に署名し、同表示の使用を認める。ただ現在は、試行段階であり、国家認証認可監督管理委員会の批准を得ていない。

 

③エネルギー効率ラベル

 製品のエネルギー効率ランク、エネルギー消費量などの指標が書かれており、行政、企業、個人の購入に重要な情報を提供している。

 これは国家発展改革委員会と国家品質技術監督検疫総局によりできた表示で、2004 8 月に両者が?エネルギー効率表示管理弁法?を公布し、200591から?エネルギー効率表示実行製品目録?にある冷蔵庫、クーラーは全て5ランクからなるエネルギー効率表示を張る必要があることを規定している。メーカー名称、製品企画番号、エネルギー効率等級、エネルギー消費量、適用したエネルギー効率国家基準番号の内容を含めなければならない。

 2005年のエネルギー効率ラベル実行品目(第1次)では、家庭用冷蔵庫、空調機(エアコン)を強制的対象品目に指定した(http://www.mmjm.gov.cn/old/jmzhch/zyly/zc/42.doc)

 20069月のエネルギー効率ラベル実行品目(第2次)では、電動洗濯機とユニット空調機を強制的対象品目に指定した。

 

④節水ラベル

 一人当たりの水資源量が世界平均の1/4しかなく、しかも時間?空間的分布に偏りがある(北方の水不足は特に深刻であり、しかも夏に降雨が集中している)ため、中国で水不足対策は重要である。節水認証は、建設部や国家経済貿易委員会などが中心となり、2002年から始まった。具体的な認証審査は、第三者機関である中国省エネ認証センターが行う。第1次節水認証製品(2002年)の対象品目は、蛇口、便器、水洗トイレ用バルブ、浴槽器具の4つだけだったが、第2次節水認証製品(2004年)の対象品目は民生用品だけでなく、工業用品、農業用品、新分野も含めて計58品目に増えた。

 

⑤省エネラベル

 中国語で省エネを節電と表すので、省エネ表示はグリーンの「節」の字を当てている。その製品が関連の品質、安全面での基準を満たし、同種の製品に比べて省エネ効果が世界最高水準かそれに近い中国最高水準にあるときに表示できる。これも企業が自主的に選択できる認証表示である。

 1998年の省エネルギー法公布後、元国家経済貿易委員会が中心になって中国省エネ製品認証センターを発足させ、省エネ製品表示の唯一の認証機関となった。45 類あり、1 万以上の製品に省エネ表示が付けられている。

 200412月、財政部と国家発展改革委員会が共同で?省エネ製品政府調達実施意見?を出したことで、この認証が増加した。

⑥その他

 その他、環境ラベルには、自主声明によるⅢ型環境ラベル、CCC品質認証ラベル、中国品質環境保護製品認証ラベル(ISO14024、中国品質認証センター)、環境型セラミック認証ラベルCCLQ(中国軽工業品質認証センター)、抗菌ラベルCIAA(中国抗菌材料?製品産業協会)などがある。

 

 食品関係では「緑色食品」(農業部系)、「有機食品」(環境保護総局系)、「無公害農産物」(農業部系)がある。また自動車排気ガス検査にパスした自動車環境ラベルなどがある。

 

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